未亡人に訪れる さまざまな出来事が あらぬ方向へと次々に展開!! イタリアでベストセラーを放ち続ける著者の、日本デビュー作品第二弾が、 ようやく「紙の書籍」の新刊として登場!! 癖になる!? (かもしれない…) イタリアンコメディの世界をお楽しみください! 【内容】 フィア・ローレンと同じ境遇の女に訪れる、奇妙なおかしさとペーソスに満ちたストリーは、あらぬ方向へと次々に展開!! 「オリーブも含めて」の著者が放つ、抱腹絶倒の群像劇。 一生懸命に生きるがゆえに起きてしまうエピソードのオンパレード!!
【著者プロフィール】 アンドレア・ヴィターリ(Andrea Vitali) 1956年イタリア、コモ湖畔のベッラーノ生まれ(本書の舞台)。 ミラノ国立大学医学部を卒業後、故郷で医者の仕事に従事する。 1990年に「Il procuratore」で作家としてデビューし、 「L'ombra di Marinetti」で1996年度のピエロ・キアラ文学賞、 さらに「La figlia del Podesta」で2006年度のバンカレッラ賞を受賞。 そして2008年には『La Modista』でイタリア・ヘミングウェイ賞を受賞。 故郷ベッラーノを舞台とした小説を書き続けており、著作は20冊以上にも及ぶ。 【訳者】久保 耕司(くぼ こうじ) 1967年福岡県生まれ。北海道大学卒。翻訳家。訳書に、マニャーニ『古代地中海を巡るゲオグラフィア』(シーライトパブリッシング)、ザッケローニ『ザッケローニの哲学』(PHP研究所)等がある。