1967年イタリア、ローマに生まれる。 ローマ大学で化学の学位を取得。化学分析者として、環境保全会社に従事するかたわらSF小説を書き始める。現在はローマ近郊のネットゥーノに在住、高校で化学を教えている。 2006年に短編小説「Bartali」で、ピアチェンツァ市ガラッシア賞(Premio Galassia - Città di Piacenza)の最終選考作品に選ばれ、SF作家としてデビューを果たす。同年、「Sindrome 75 cambiato con Fiocchi di neve in Primavera」でエイリアン賞(Premio Alien) 3位に入賞した。2010年には短編小説「Hidden」がロボット賞(Premio Robot)を受賞、イタリア賞(Premio Italia)では、最終選考作品に選ばれる。初めての長編小説となる「Hakkakei」は2011年にウラニア・モンダドーリ賞(Premio Urania Mondadori)、2014年にはオディッセア賞(Premio Odissea)を受賞した。2018年に「Hidden」を含む短編小説集「Oscuro Prossimo Venturo」が出版された。 2021年は「Blu Espero」で、2023年には「Onda Omologica」でオディッセア賞(Premio Odissea)を受賞した。 最近は日本をテーマにした作品を手がけている。2023年には、Delos社の「La via della seta(シルクロード)」シリーズで、7人の作家による短編集「Yokai(妖怪)」に「La gru e la tartaru(鶴と亀)」を寄せている。2024年には、同シリーズから、短編「L'isola Te Ashi(手足島)」が電子書籍版として出版される予定。